厚労省発「不妊に悩む方への特定治療支援事業」の拡充について(令和2年度第三次補正予算による拡充)

 不妊治療に対する厚生労働省のホームページは確認したことはありますか?

 意外と役に立ったり、不安材料の払拭になったりしますので、ぜひ一度確認してみてください。わけのわからない意識高い系のブログや整体、接骨院、整骨院、鍼灸、リンパサロンなどのような不確かな知識の人たちの発信記事ではなく、確実に真実の内容をつかむような癖をつけてください。

 今回掲載の内容は、治療支援事業についてです。

(内容ここから__________

不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、高額な医療費がかかる、配偶者間の不妊治療に要する費用の一部を助成しています。

 4月1日から、厚生労働省では「不妊に悩む方への特定治療支援事業」を拡充しました。令和3年1月1日以降に終了した治療が対象とのことです。詳しくは下記リンクからご覧ください。

主な拡充点としては

令和2年12月31日まで令和3年1月1日から
所得制限730万円未満(夫婦合算の所得)撤 廃
助成額1回15万円(初回のみ30万円)1回30万円
女性回数生涯で通算6回まで
(40歳以上43歳未満は3回)
1子ごと 6回まで
(40歳以上43歳未満は3回まで)
対象年齢妻の年齢が43歳未満変更せず

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html?fbclid=IwAR0NpLQFlqDqNzSuqwkJdgF9mGEj-RbrsdHDblOUZyDZmSAFdkcIIGpE3vk

腸内細菌叢の乱れがアレルギー疾患の原因かー鶏卵アレルギーの小児腸内細菌叢分析、酪酸産生菌の減少を確認ー

食物アレルギーというのは、なかなか厄介なものです。

厚生労働省の発表によれば、我が国全人口の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していて、急速に 増加している。
出典:リウマチ・アレルギー対策委員会報告書(平成23年)

ということであり、年々増加の傾向を辿ってきている。今回発表された内容は興味深いので紹介します。

(引用以下よりーーーーーーーーーー

学校法人関西医科大学(大阪府枚方市 理事長・山下敏夫、学長・友田幸一)小児科学講座(主任教授・ 金子一成)山岸満医師、同赤川翔平講師らの研究チームは、鶏卵アレルギーを持つ小児患者と、同年代 の健康な小児の腸内細菌叢を比較し、前者では腸内細菌叢の多様性が低下していること、腸内細菌叢に 占める酪酸産生菌※1 の割合が有意に低下していることを発見しました。

これは、鶏卵アレルギーを持つ小児患者 18 例と、健康小 児 22 例の便を用いて遺伝子解析を行い、両者の腸内細菌叢 について

  1. 多様性
  2. 酪酸産生菌の割合
  3. 構成菌目

を比較 した結果から分かったものです。酪酸産生菌は腸内で酪酸を 作り出し、その結果過剰な免疫を抑制する制御性 T 細胞※2 を増やすことが知られていることから、酪酸産生菌の減少は 制御性 T 細胞の減少を招き、過剰な免疫応答を防ぐことが できないためアレルギー症状をきたすと考えられます。
本研究成果は、酪酸産生菌の減少という腸内細菌叢の乱れ を改善させることが、各種アレルギー疾患の予防・治療につ ながる可能性を示したものと考えられます。
なお、本研究をまとめた論文が欧州科学誌『Allergy』(イ
ンパクトファクター:8.706)に 3 月 9 日(火)23 時付(日本時間同 10 日 8 時)に掲載されました。

ーーーーーーーーーー引用ここまで)

関西医科大学発表資料より

http://www.kmu.ac.jp/news/laaes7000000g08n-att/202100405PressRelease.pdf

線香の煙を吸入すると喘息が悪化する?ー線香の煙が気道に及ぼす影響を科学的に解明ー

線香を使用する国や地域は、仏教圏を中心にアジアの国では広く使われています。日本では仏壇があれば常日頃線香を使用することも多く、最近ではエスニック雑貨店などで取り扱う「お香」でリラクゼーション効果を期待して利用する方も少なくは無いでしょう。

しかし、香りよりも気になるのは煙であり、煙は気道に影響を与えるのは容易に想像できる。

以下の新しい研究結果が発表されたので、ページを引用して、わかりやすく文章を変えずに見やすく編集しました。

(以下引用________________________

九州大学大学院医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授、九州大学病院の神尾敬子医員、山本宜男医員らの研究グループは、線香の煙を吸入すると気道が収縮しやすくなり、気道を覆う上皮のバリア機能が低下することで、喘息を悪化させる可能性があることを明らかにしました。

 線香はアジアや中東の多くの国で、宗教的行事や香りを楽しむものとして慣習的に使用されています。線香を燃やすと多くの有害物質が発生し、タバコの燃焼時よりも高濃度のPM2.5が室内に長時間浮遊することが知られています。また最近の臨床研究で、線香を日常的に使用する家庭の子供は、使用しない家庭と比べて喘息のリスクが高く、肺機能も低下しやすくなることが報告されています。しかし、線香煙の吸入が、肺や気道の機能にどのように影響するのかは不明でした。

 本研究では、マウスに線香煙を吸入させると、気道過敏性が亢進(気道が収縮し喘息をおこしやすくなる)し、肺のタイトジャンクション蛋白※の発現が低下することを明らかにしました。さらに、線香煙は気道を覆う上皮細胞のバリア機能を低下させました。

これらの線香煙によるマウスの肺や気道への有害な作用は、線香煙吸入後に発生する酸化ストレスによるものであり、抗酸化剤を使用することで症状を改善することができます。

※タイトジャンクション蛋白は、細胞同士を密に結合させ気道上皮のバリア機能を保っており、炎症の原因となる吸入抗原が体内へ侵入することを防いでいます。

この成果は2021年3月31日付で「Scientific Reports」に掲載されました。

___________引用ここまで)

出典元:https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/585

頭鍼のYNSA・鍼灸リンパのコンディショニングセンター伊豆より、2021年を迎えて「新年のご挨拶」。

正月シーサー新年あけましておめでとうございます。

昨年からの新型コロナウィルス感染症の蔓延により、多くのことが制限されて大変な世の中となってしましました。そのような時代の流れの中でも、皆様にご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。

2021年の今年も、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るうことと思います。全国の検査陽性者の数は、このままいけば1日1万人超える危険性もあります。テレビで毎日のように報道される東京都の感染者も3000人~4000人は超えるのではないかと予想しております。

寒い季節に突入しますが、皆様の免疫力を下げずに無事に過ごせます様、今年もお手伝いをさせていただく所存であります。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

ルイボス茶の摂取が関連した妊婦の症例

健康に良いとされるものも、組み合わせによっては問題となる典型なので、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の素材データベースから転載

https://hfnet.nibiohn.go.jp/img/siteTitleAdmin.png

ルイボス」危険情報:被害事例 (200817)
31歳妊婦 (日本) が、妊娠28週以降の数ヶ月間、チョコレートを週3 (摂取量不明) 、煮出したルイボス茶 (500 mL) を毎日摂取していたところ、妊娠400日の健診にて胎児心拍モニタリング異常が認められ、翌日に重症の胎児右心不全のため緊急帝王切開となった。出生児は経過観察にて改善し日齢6日で退院した (2019067739)
(2019067739) 日本周産期新生児学会. 2018;54(4):1136-9.