放送大学でもう一度大学生に

今年2023年の4月から放送大学の科目履修生として入学したわけですが、

「なぜ今さら?」

「それ以上何勉強するの?」

と、よく言われます。

先日も高校へ卒業証明書を取りに行ったら、勤めている後輩に

「まだべ勉強するんですか?」

なんて聞かれたりしました😆

 LINEアカウントに登録されている方々はみなさんご存知ですが、できる限り最新の健康情報や体に関するわかりやすい新しい知見をお届けしています。

自分の中では、うまく噛み砕いて説明できないが故にそのまま垂れ流ししているような状態でもあります。

さらには生理学をはじめとする身体の機能解明や健康情報などについては、鍼灸学と違って常に上書きが必要となります。

そこで、20数年前の基礎知識を、できる限り最新のものに上書きするために、放送大学を利用する事にしたわけです。

10月からは正規の学生として籍を置きますが、別に大学卒業資格が必要なわけではないので、少しゆっくりと科目を選びながらいこうと思っています。

受講科目は
①睡眠と健康
②健康と社会
③今日のメンタルヘルス
④高齢期を支える
の4教科ですが、ちょっと無理しすぎたかもしれません💦

https://www.ouj.ac.jp/

身体の中の感覚に敏感な乳児ほど、養育者と見つめ合うことを解明 ~ヒトの社会性発達に内受容感覚が関与する可能性を示す新証拠~

 武蔵野大学教育学部幼児教育学科 今福 理博准教授、東京大学大学院総合文化研究科 開 一夫教授らの研究グループは、心拍を感じる、空腹を感じる等の身体の中の情報を感じ取る能力(内受容感覚)を生後6カ月の乳児で測定し、内受容感覚に敏感である乳児ほど、養育者と見つめ合う(アイコンタクトする)ことを世界で初めて明らかにしました。

本研究成果のポイント

  • 内受容感覚に敏感である乳児ほど、養育者と遊ぶ時にアイコンタクトを多くすることを解明。
  • 乳児の内受容感覚が社会的認知能力と関連する可能性を世界で初めて実証。
  • ヒトの社会性発達に内受容感覚が関与するという仮説を支持し、人間理解の新しい視点を提供。

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0109_00083.html

マダニにかまれ肉アレルギーに? 米国で急増、日本でも報告

ナショナルジオグラフィーの記事より。
記事により、会員登録(無料でも閲覧できます)が必要な場合もありますが、見られない場合は申し訳ありません。

肉アレルギーとあるが、何時間か後にしか反応が出ないとなれば、何が何だかわからない状況が続くと予想されるわけです。
もし、マダニに刺された経験がある人なら、是非とも知っていてほしい症状です。

 米国疾病対策センター(CDC)が2023年7月28日付けで発表した最新の研究によると、米国では2010年以降、マダニにかまれたことで肉アレルギーを発症したと疑われる症例が大幅に増えている。しかも症例のいくつかは、このマダニが少ないとされている州で発生しているという(編注:日本でも疑い例や、マダニが媒介する日本紅斑熱が多い島根県の一部で肉アレルギーの患者が多いという報告などがある)。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/080700409/?P=1

母親の食事は孫の脳を守れる:遺伝子モデル研究

回虫の遺伝子モデルによる研究です、

妊娠初期にリンゴやハーブを食べる母親は子供や孫の脳の健康を守っている可能性があるようだ、という豪州モナシュ大学からの遺伝子モデルを用いた研究報告。この発見は、母親の食事が子供の脳だけでなく孫の脳にも影響を与える可能性があることを発見したプロジェクトの一環であるという。

https://note.com/linkdediet/n/nd4139f0baac6

妊娠中の食物繊維不足で子供の脳の発達が遅れる可能性

 腸内細菌の影響については、昨今色々なところで言われております。
 それとともに、「腸揉み」という微妙な分野の方々も大きく広告を出す様になっていますね。
 女性心理をついた広告であるし、美容や健康特に便秘や下痢について敏感な女性をターゲットとして商売であることははっきりしています。

 精密に身体を分析出来る理学療法士によれば、ゴリゴリとした筋膜マッサージや腹部などを押し込むような施術によって、神経や血管、周辺組織などの癒着が起こり、不具合を生じるという見解が出ています。

 また、乳酸菌飲料の各種を1日に複数本飲むことで腸内環境を改善しようとする方も見られます。
 残念ながら、医療関係者や保健体育の教員などでも、その様な行為は見られるでしょう。

 腸内細菌の肝は何かというと、食物繊維の摂取に左右されるとされています。
 食物繊維は不溶性と水溶性があり、直接的な腸内細菌の餌になるのは水溶性の食物繊維。
 それなら、不溶性の食物繊維はいらないかということではなく、不溶性の食物繊維は町内の清掃に必要とされています。ただ、不溶性の場合は大腸に炎症がある場合には控えるべきものとなります。

さて、本題。

 元の英語論文をそのまま翻訳サイトに入れても、日本人が書いた論文のため比較的わかりやすい文章として翻訳されます。
 とりあえず、リンク先の「EBIS世界の最新健康・栄養ニュース」様のサイトの文をそのまま転載しました。

研究チームは、全国的な前向きコホート研究である日本環境子ども調査のデータを使用して、合計76,207組の母子を分析した。発達遅滞は、3 歳時に評価された。

データ解析の結果、総食物繊維摂取量が最も少なかった最下位20%のグループは、最上位20%のグループと比較して、コミュニケーションスキル、問題解決スキル、個人的社会的スキルの発達の遅延リスクが高いことが明らかになった。研究チームはまた、身体の大きな部分の動きや調整の発達と小さな筋肉の調整の両方に遅延がみられることも発見した。

https://note.com/linkdediet/n/n46cd60229620