妊娠中の食物繊維不足で子供の脳の発達が遅れる可能性

投稿者: | 2023年8月20日

 腸内細菌の影響については、昨今色々なところで言われております。
 それとともに、「腸揉み」という微妙な分野の方々も大きく広告を出す様になっていますね。
 女性心理をついた広告であるし、美容や健康特に便秘や下痢について敏感な女性をターゲットとして商売であることははっきりしています。

 精密に身体を分析出来る理学療法士によれば、ゴリゴリとした筋膜マッサージや腹部などを押し込むような施術によって、神経や血管、周辺組織などの癒着が起こり、不具合を生じるという見解が出ています。

 また、乳酸菌飲料の各種を1日に複数本飲むことで腸内環境を改善しようとする方も見られます。
 残念ながら、医療関係者や保健体育の教員などでも、その様な行為は見られるでしょう。

 腸内細菌の肝は何かというと、食物繊維の摂取に左右されるとされています。
 食物繊維は不溶性と水溶性があり、直接的な腸内細菌の餌になるのは水溶性の食物繊維。
 それなら、不溶性の食物繊維はいらないかということではなく、不溶性の食物繊維は町内の清掃に必要とされています。ただ、不溶性の場合は大腸に炎症がある場合には控えるべきものとなります。

さて、本題。

 元の英語論文をそのまま翻訳サイトに入れても、日本人が書いた論文のため比較的わかりやすい文章として翻訳されます。
 とりあえず、リンク先の「EBIS世界の最新健康・栄養ニュース」様のサイトの文をそのまま転載しました。

研究チームは、全国的な前向きコホート研究である日本環境子ども調査のデータを使用して、合計76,207組の母子を分析した。発達遅滞は、3 歳時に評価された。

データ解析の結果、総食物繊維摂取量が最も少なかった最下位20%のグループは、最上位20%のグループと比較して、コミュニケーションスキル、問題解決スキル、個人的社会的スキルの発達の遅延リスクが高いことが明らかになった。研究チームはまた、身体の大きな部分の動きや調整の発達と小さな筋肉の調整の両方に遅延がみられることも発見した。

https://note.com/linkdediet/n/n46cd60229620

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