同種造血幹細胞移植後の患者 186 人のデータを用いて、移植前のコンピュータ断層撮影(CT)によって評価される骨格筋(大腰筋)の量および質が移植後の予後に及ぼす影響を検討しました。
その結果、従来知られていた造血細胞移植特異的併存疾患指数(HCT-CI)高値などに加えて、移植前における骨格筋の質的変化が移植後の予後に影響を及ぼすことを明らかにしました。
この骨格筋の「質」については、骨格筋の細胞質内に過剰に蓄積している脂肪で、脂肪変性が進行しているかを判断しています。
https://research-er.jp/articles/view/112476?fs=e&s=cl