一部症例紹介

少しづつ作成していますので、時期を見ながら再訪すると自分と同じ症状のケースが出てくるかもしれません。

一般の方が知りたい症例の中でも主なタイプを紹介します。
1回・2回で改善目途が付いてこなくなったケースもありますが、基本的に日常の積み重ねで出ている症状だということを忘れずに。
定期で施術を受けに来られている人の方が改善が早いです。


症 状 施術前 施術内容
脳梗塞後遺症

①脳梗塞発症後2年以上経過。
 脚は問題ないが、左腕が挙げづらい
 YNSA(基本点、脳点)

①A点、脳点で左腕挙上+5度、C点追加で+7度可動域が改善。
 腕を上げようとして肩甲骨を無理に動かす動作が無くなる。

震え
振戦
揺れ

①指の震え。 医師は本態性振戦(老人性振戦)と診断。
YNSA(山元式新頭鍼療法)による基本点及び脳点の処置。

①A点、脳点でほぼ変わらず。
C点の手掌部追加で振戦がかなり軽減。

②腕の震え、頭の揺れ。湯呑やコップを持つと落とすことはないが、中身を少なくしないとこぼれることもある。
 YNSA(基本点、脳点、陽側基本点)

②基本点、脳点であまり変わらず、陽側基本点で頭の揺れは止まる。

1度の施術で頭の揺れは半減。コップなどを持った時に中身をこぼれることがかなり減る。

③頚椎受傷による指の震え。調子が悪いときに頭が前後に揺れる。めまい、フワフワ感。歩きづらい。
 日によってはティッシュなどの薄いモノを落としやすい。
 YNSA(基本点、脳点、陽側基本点、脳点)

③基本点、脳点ではそれほど変わらず。C点を厳密に探索後、やや改善。陽側脳点で指は止まる。
 枕下側線で諸症状が少し落ち着き、後頭下筋群、僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋などを緩めることで一過性で症状増強するが、その後の減少度合いが大きい。

不妊

【大切な確認事項】※皆さんに確認しています。
①家族内の問題がないか?
 このまま妊娠、出産に至っても、パートナーがしっかりと支えてくれるか。これが一番のストレスになります。
 実家・義実家あるいは兄弟姉妹・義兄弟姉妹に頼れる環境があるか。もしくは助けてくれる付き合いのある友人・近所の人などがあるか。というのを確認しておいてください。

②仕事をしているケースでは
 座りすぎていないか?仕事のスケジュールがタイトでないか、余裕があるのか。
 張りつめていると仕事以外に余裕ができないので、精神的にも身体にも負担がかかります。

その他、詳しくは「不妊治療をする前に」を参照してください。

①40代
 月経前症候群(PMS)がかなりつらい。妊娠は年齢的にあきらめていたので、PMSが主な症状。
 仕事量は多くないが、体質的な問題があるのではと親御さんから勧められて来所。
①週1回で4週連続。PMSが認められなかったので、2周期様子見。その後、妊娠の連絡。
②40代
 日頃、体調管理で2週に1回ペースで来所。
 途中転勤となるが、本人が「不妊」という認識を持たないようにしているので、産後の体調が崩れない身体を作るために時間がある限り来所した。
②職場と自宅が離れているため月1回程度になったが、半年程度で妊娠。
③40代
 30代より当センターに通所。不妊外来転院歴複数あり。
 採卵ができない、受精しないケースが多い。
③当センターへの通所歴も長いため、休養期間を経て採卵周期前に定期施術、移植周期前から定期施術という形で進めてきた。
ホルモン値が不安定、内膜が厚くならない時は集中して施術。
生理不順
生理痛

①運動部で激しい運動を行っている。体脂肪は17%を超えているため、本来なら定期に月経があってもよい。
 生理痛は強め。食事は甘い物と味が濃いものを好み、冷たい飲み物をよく飲む。

①お腹の硬結を目安に鍼と灸をして、自宅での「三陰交ー血海」までのマッサージとレンゲを温めての刮痧を指導。
週1回4週連続で生理が安定。その後、月1回程度の頻度で施術。
複合的な要素があったため、漢方専門医での漢方を勧める。

②長距離選手。体脂肪は16%。
 体脂肪があった方が生理が安定するのだが、厳しい体重管理もあって中高生時代からの呪縛的な心理もある。
 生理の時は

③お腹の硬結を目安にして、腹部から脚、仙骨周辺を中心に施術。
 練習量が安定すると周期も安定するが、練習量が増えると不順に戻る。
漢方を勧めたいが、ドーピングチェックを考えて(トップ選手でなければ滅多にないが)、食事での指導のみとする。

帯状疱疹

①帯状疱疹ワクチン接種歴なし。
 腰に帯状疱疹が出るも、医療機関の休業期間と重なって3日経ってから医療機関を受診した。痛みがひどく、疱疹の状態が広範囲にあり何かできないかと来所。
 初発の疱疹、大きい疱疹を探しての灸施術。まだ無事な部分の境界にも留の灸。

①2回目以降は局所のみの灸にして、週2回間隔で来所。5回目に凹んだ部分も改善傾向が出たため、週1回間隔に変更。
 帯状疱疹後神経痛は、その後出ていない。

②帯状疱疹ワクチン接種歴なし。
 頭部に疱疹。すぐに医療機関へ行って投薬治療を開始したのだが物が二重に見える。眼科と脳外科で目や脳神経系の状態は確認済み。
 通常鍼灸施術と初発部位と毛髪内の目の周辺を探しての灸施術。

②施術後の夜、物が二重に見えるのが無くなる。
 週1回で3回施術で皮膚状態もかなりきれいになったので、通常通りの定期来所のみになる。
③帯状疱疹ワクチン接種歴なし。
 脇の下から上腕の内側周辺の無疱疹の帯状疱疹。
 デルマトームではT1エリア。
 気温の上下が酷い時期が続いた後に発症。帯状に痛みが出てきて、車の運転中に脇の下が下着に擦れるたびに痛みを感じたため、皮膚科を受診して投薬治療開始。
 ハッキリとした疱疹は見当たらないが、皮膚の状態が異常な部分、発赤しそうな部分に灸。
③施術後、特に方針が出ることなく、投薬が効くまでの30時間を痛み止めなしで乗り切れた。
 無疱疹ながら帯状疱疹後の神経痛が広範囲にあったため、そのまま灸と皮膚表面を鍼で叩くように施術する。
肉離れ ①試合で太もも裏の肉離れⅡ度(歩行に支障)。
 整形外科でエコー検査にて診断を受け、松葉杖を借りて来所。受傷後2日。
 初回では内出血認めず(後日確認できた)、受傷部位の凹み・圧痛・周辺の腫れ、長軸方向への線状硬結あり。
①線状硬結の解除のために受傷部位周辺を鍼。腫れは受傷部位と遠位部を結んだ異種金属療法で消炎処置。
 施術後は松葉杖に頼らず足を地面に着けるが、松葉杖を使って帰す。
週2回2週、その後週1程度でリハビリ後に対応する。

②転びそうになって、踏み出した時に「ピリッ」ときた。
 受傷後1週間。圧痛と凹み確認。線状硬結も確認。腫れは無し。
 日常動作は問題ないがツッパリ感があり、運動は痛みがあるので、控えている。

②線状硬結の解除で鍼。周辺の循環改善を目的に、傷周囲を鍼で処置、灸を使用して循環を改善する。
捻挫 ①長距離ランナー
 練習とは関係なく、日常の生活での左足首の捻挫。
 接骨院へ通ったが、同級生に言われて来所。受傷後3日だがまだ腫れが引いていない。内出血は認められない。
 夏合宿前のため、少しでも軽くなるようにとの希望。
①当方、柔道整復師ではないため足首の整復術はできないのが申し訳なかったが、腫れた部分から遠めの位置で鍼通電。指先への鍼。
翌日、腫れはほどんどなくなる。