制酸剤(PPI)の効果的服用時間

 胃食道逆流症、いわゆる「逆流性食道炎」などで起こる胸焼け胃もたれ胃の痛みなど胃の症状を訴えた場合、制酸剤と呼ばれる薬が処方されます。耳慣れたところではH2ブロッカーとか耳にするのではないでしょうか。

 難しい説明は省きますが、胃カメラなどで確定診断された際に処方されるのが、強力なプロトンポンプ阻害剤(PPI)と呼ばれる制酸剤です。今では、制酸剤の第一選択肢になると思います。ネキシウムやタケキャブとかありますね。

 胃食道逆流症の場合、長期に渡り投薬したり、再発を繰り返したりすることもよく見られるため、医師とともに試行錯誤されている方も多いかと思います。

 また、投薬が長いほど、効きにばらつきがあるのを感じている方も多いでしょう。さて、そこがスッキリするデータが見つかりましたので、ご覧ください。ただし、医師や薬剤師に確認することを忘れずにしましょう。

 止痛剤のように胃への影響があるものは食後で、場合によっては胃粘膜保護剤とともに服用を指示されるわけです。しかし、元々、胃粘膜に対して攻撃因子である胃酸を減らすようにする薬なので、別に食後でなくても良いのです。

 その食後や食間の空腹時の服用のデータが以下のリンク先にあります。出典は医事新報社さんです。

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=3692

追伸

NHKの健康chでも、効かない場合は飲む時間を変えるなど出ていますので、今は一般的なのだと思います。

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_428.html#theme6

アレルギー性食品の早期導入は乳児の食物アレルギーを予防する可能性がある

 英国のロンドン大学キングスカレッジ、ロンドン大学セントジョージカレッジの研究報告によると、「卵やピーナッツなどのアレルギーを発症する食品を、離乳早期に子どもに与えることは、食品アレルギーの発症を予防に効果的」であろうという結果を得られた。

被験者:英国とウェールズの生後3か月の乳児1300人以上

研究方法:①早期導入群として生後3ヶ月から6種のアレルギー食品を母乳と一緒に与える。②標準群として6カ月間の母乳育児。以上の2グループに分ける。

結果:
1. 導入開始時に、食品感作のあった子供のうち、標準群では34.2%、早期導入群では19.2%が食物アレルギーを発症した。
2. 導入開始時にピーナッツに感作していた子供のうち標準群では33.3%、早期導入群では14.3%がアレルギーを発症した。
3. 導入開始時に卵に感作していた子供のうち標準群では48.7%、早期導入群では20.0%がアレルギーを発症した。
4. 食品の早期導入は、食物アレルギーの高リスクでない子供ではアレルギーのリスクを高めなかった。
5. 導入開始時に感作されていなかった子供では、両グループのアレルギー発症率に差がなかった。

早期導入群では、早期導入食品の過程を到達した割合は42%だったが、結果の違いは明らかであった。問題としてこの達成率の低さはあるが、母親の高齢、人種、生活の質が低いことと関連していた。

「これら結果は、子どものアレルギーに関する離乳食の推奨や、新しいガイドラインの開発に有効である。もし、早期にアレルギー源となる食品を与えることが推奨されるなら、私たちは、支援が必要な集団のデータを提供できる」

まとめ:

 アレルギーとなる食品を早期に与えると、ピーナッツや卵アレルギーの発症率が有意に少なかった。私たちの研究は、アレルギー食品を早期に与えることが、アレルギーの発症を抑える上で重要な役割を果たす可能性を示した。

あくまでも海外での研究結果の紹介です。よって、詳しくは専門医に相談するようにお願いいたします!

出典 世界の最新健康・栄養ニュースよりhttps://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=69090&-lay=lay&-Find.html

年末年始の営業について

年末年始ですが、今年は12/31が火曜日となっております。例年ですと12/31は既に埋まっておるのですが、今年は火曜日のため、定休日と勘違いされている方もおられます。

12/31(火)は、今週末まで受け付けますので、お早めにご連絡をお願いいたします。当日は受け付けません。

12/28(土) 通常営業

12/29(日) 通常営業

12/30(月) 通常営業

12/31(火) 12/29までの受付分のみ

1/1(水) 店休日

1/2(木) 店休日

1/3(金) 12/29までの予約分のみ営業

1/4(土) 通常営業

酸化ストレス、抗酸化力、抗酸化力を高めるには

人体は酸素を利用してエネルギーを作りだしています。しかし、酸素を利用すると同時に活性酸素が体内に生じているわけです。
その生じた活性酸素が人体の細胞を傷つけます。シワ・しみなどを含めての老化、がん、脂質異常症や動脈硬化、糖尿病等の生活習慣病の原因ともなっています。

活性酸素は年齢とともに増えるといわれていますが、活性酸素を増やす因子は身の回りにたくさん存在しています。
その活性酸素によって酸化を抑えることを、「抗酸化」と呼びます。
「酸化」とは、わかりやすく言うと「金属に生じる錆」のことです。よって「抗酸化」とは、体の中を錆びつかせない(酸化を抑えること)ことになります。錆びさせる正体は活性酸素といいます。
金属の錆は自分では処理できませんが、我々の体では、活性酸素は体内酵素によって分解されます。ただ、活性酸素の生成量が多いと、分解(=無毒化)が間に合わずに細胞は傷を負います。
活性酸素の働きを抑えるのは酵素と抗酸化物質も活性酸素から体を守ります。
体内で生成される活性酸素の主な種類は、「スーパーオキシド」、「一重項酸素」、「ヒドロキシラジカル」。特に「ヒドロキシラジカル」は毒性が高いです。

体内に摂り入れられる抗酸化物質
ビタミンA
ビタミンC
ビタミンE
カロテノイド
ポリフェノール
イオウ化合物
コエンザイムQ10

参考:健康長寿ネット(公益社団法人長寿科学振興財団)
https://www.tyojyu.or.jp/net/index.html

認知症は予防が可能に。「酸化ストレス」が重要な要因だった。

酸化ストレス・抗酸化力を高める方法については、別記事を参照してください。

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科脳神経内科学の阿部康二教授のグループは、岐阜大学研究推進・社会連携機構科学研究基盤センター共同研究講座・抗酸化研究部門の犬房春彦特任教授らとの共同研究により、認知症の原因として酸化ストレスが重要なファクターであることを、臨床試験により世界で初めて実証しました。

認知症の原因として酸化ストレスが重要な因子であること、抗酸化配合剤 TwX により認知症が予防できることを世界で初めて実証しました。

今回の「抗酸化配合剤の認知症予防の実現」報告は、アミロイドβやタウタンパク質などの脳のゴミだけでなく、認知症には酸化ストレスの関与が非常に重要であることを世界で初めて臨床試験において実証し、今後の認知症予防薬のさらなる開発につながることが期待されます。

日本語出典:日本の研究.com https://research-er.jp/articles/view/83300

元論文: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/31476161/